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見学会の準備中です





 恒例の見学会「建築史探偵団2014」は、今週と来週の開催です。多数のご応募をいただき、ありがとうございました。抽選となり、すべてのみなさまのご希望にそえなかったことをお詫び申し上げます。

 さて、いよいよ週末に本番が迫ってきたので、今日は午後遅くから“おさらい”に行ってきました。


   本町ビル
     本町ビル


 先日すでに、S学芸員、I学芸員と3人で下見に行ってきたのですが、今日はひとりでじっくり観察してきました。

 事件捜査ではないですが、やっぱり“現場百遍”だと思いました。
 初めて案内するビルはもちろんですが、これまで何度も案内してきた建物でも、新しい発見がたくさんありました!
 時間が許す限り、現地で見るに越したことはありません。

 最近は、観察し始めるとずいぶん時間を要するようになり、結局、少し省略しながら見ていったのですが、3時間もかかってしまいました…… そのせいで、淀屋橋にたどり着いたときは、もう真っ暗(涙)
 極寒のせいか?、途中でカメラも電池切れ! になって最悪でしたけれど、かなりおもしろかったのは事実。

 今日は、ひらめくところがあって、「窓」に着目して観察してみました。といっても、窓の形やデザインを見たのではなく、外観全体における窓の構成とその工夫について、登場する建物を比較しながら見ていったのです。
 これが結構楽しかった!!

 あとは、やはり細部を見る喜びですね。
 上の写真の本町ビルも、全体のフォルムや屋上の構築物に目が行きがちですが、ディテールは意外にこだわっているのですね。隠された意匠もあって、なかなかの曲者のようです。


 でもやっぱり、村野藤吾は素晴らしいですね(笑)


   フジカワ画廊
     フジカワ画廊


 堺筋にあるフジカワ画廊。
 ガラスブロックやタイルを用いた外観がステキです。
 もちろん、細部も充実。


   フジカワ画廊
 

 ドアの取っ手です。
 いつもながらの凝りようで、ファンには泣けてきます。
 今日は、フジカワ画廊に着いた時点でかなり暗かったけれど、かえってガラスブロックが光って綺麗でした!

 ということで、着々と準備中です。
 当日は雨の予報も出ていますが、しっかりとご案内したいと思っています。


 (この催しの募集は終了しています)




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「なにわ歴博講座」開催のお知らせ





 新年になり、恒例の「なにわ歴博講座」も冬のシリーズです。

 今回は、<近世・近代の大阪のくらし>をテーマに、5回連続で開催します!

 1月10日 酒井一光「細部(ディテール)に宿る近代建築の記憶」
 1月17日 八木 滋 「17世紀大坂の都市開発」
 1月24日 豆谷浩之「変転する大坂の蔵屋敷」
 1月31日 大澤研一「文献史料からみた豊臣期
          大坂城下の大名屋敷-豊臣後期を中心に-」
 2月 7日 飯田直樹「創設期大阪府方面委員制度の実態」

 当館の学芸員が、ふだん研究しているテーマについてお話します。

 酒井学芸員の「細部に宿る近代建築の記憶」は、特集展示「近代建築の記憶」(2月3日まで開催)とあわせて、お聴きいただくと、よりいっそう楽しめます!!

 「なにわ歴博講座」は、金曜日の午後6時30分から(受付6時~)、4階・講堂にて開催します。
 参加料は、各回200円。
 詳しくは、当館ホームページをご覧ください!



今回の見学会は…






 毎年度、見学会はだいたい秋にやってきました。秋にやるとすると、夏場に下見する必要があるのですが、今年は何となく忙しかったせいか夏に下見できず、結局いまごろに! もう師走!!


   京都御所


 そのおかげで、紅葉は真っ盛りの見頃でしたが、見学会本番は3月なんですよね…(すみません)。

 さて、今回行ったのは!


   京都御所


 ここ !!

 みなさん、だいたいわかりますよね。この雰囲気。

 そう、京都御所です。まあ、正しくいうと「京都御苑」なのでしょうけれど、通称の「御所」でいきましょう。

 上の模型の写真は、北西から南東を向いて撮っています。
 今回の見学会は、南の方から北の方へ向かって、御所の西半分を見て回る、というプランです。
 意外に、御所を細かく歩くなんて機会はないですよね。珍しいスポットもあります。


   京都御所


 しゃれた石橋が架かった綺麗な池があったりするんですね。この池は、江戸時代の名残りのよう。

 実は、江戸時代の御所周辺は、主に公家屋敷が立ち並んでいました。その痕跡はわずかで、今は全く違う風景に!


   京都御所


 そう、こんな感じですよね。
 それにしても、青空と白砂のコントラストがすごいですね。

 でも、歴史的にみると、このようなスッキリした公園的風景は、ここ130年くらいのもの、つまり明治天皇が東京に行った後の景観です。今回は、“こうじゃなかった御所周辺”をイメージして歩く企画です。
 
 もちろん、そこでイメージする近世の御所だって、そんなに古いものではない。ということで、さらにさかのぼって平安京の頃の御所、というか大内裏ですね、それについても考えようという趣旨で、もう1コース設定しています。その下見は次回です。

 日程等の告知は、年明けになると思います。
 ときどき大阪歴史博物館ホームページをチェックしてみてください。



7月28日は<難波宮フェスタ>






 毎年7月28日は、「なにわの日」です。
 この日は、難波宮の発掘に尽力された山根徳太郎博士の命日ですが、今年は博士が亡くなってから40年にあたります。

 例年通り、7月28日(日)午前10時~午後4時、「難波宮フェスタ2013」が開催されます。

 当館の講堂では、次の催しが行われます。

 10:00~10:30
 講演会「ここまでわかった難波宮-近年の発掘成果と残された課題-」(村元健一学芸員)
 10:30~12:00
 座談会「難波宮に命をかけた山根徳太郎先生を偲ぶ」(中尾芳治氏ほか)

 その他、エントランスホールやアトリウムでも催し満載。
 午後2時~4時には、石組み遺構の特別公開もあります。

 詳しくは、大阪歴史博物館ホームページをご覧ください!



なにわ歴博講座、今年度の初回を開催します!






 今年度最初の『なにわ歴博講座』を開催します。

 今回は「近世・近代の大阪の文化」と題して、3つのテーマでお届けします。

  6月14日 澤井浩一「せともの祭の造り物について」
  6月21日 船越幹央「随筆にみる近代の『大阪』」
  6月28日 伊藤廣之「淀川の漁業と巨椋池の漁業-環境変化の中の内水面漁業-」

 いずれも金曜日の午後6時30分から(開場は午後6時)。
 参加費は、各回200円です。
 詳しくは、当館ホームページをご覧ください。

 ところで。
 当館には、20人の学芸員がいます。これは、特別な施設を除いて西日本の博物館のなかでは最大規模の人数です。専攻も、古いところから新しい時代までカバーし、ジャンルも考古学から美術史、民俗学まで多種多様です。
 歴博講座では、私も年に1回お話をしているのですが、毎年毎年やっていると同じような話題ばかりになり(まぁ専門は変わらないわけなので)、テーマ設定に苦慮します。
 話す時間は、正味1時間15分なので、さほど長くはないのですが、それでも配布資料やパワーポイント作りなど準備は欠かせません。
 
 新聞に、哲学者の梅原猛さんが88歳で講演された! という記事が載っていました。米寿記念で「私の学問と芸術」という演題で、日文研で話されたそうです。日文研の初代所長を務めた梅原さんに、小松和彦所長が「米寿祝い」を相談されたところ、“お祝はいらないから、講演させてほしい”と言われたとか! 

 なにか考えさせられますねぇ… 
 こっちは梅原さんの半分ぐらいの歳なのに、いったい何をやってるんだか…
 
 ということで、6月からの歴博講座、ぜひご参加ください!!



プロフィール

なにわ歴博

Author:なにわ歴博
大阪歴史博物館

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