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建築史探偵団の下見を行いました






 毎回好評の見学会「建築史探偵団」。建築担当の酒井学芸員を中心にプログラムを作成しています。

 今回は2年ぶりの開催ということで、先日、兵庫県加古川市・高砂市へ下見に行ってきました!


   建築史探偵団


 加古川の流れは美しいですが、この日は朝から薄っすら積雪し、とても寒~い一日でした !!
 それでも、昼休みを挟んで、みっちり6時間、見て回りました。


   建築史探偵団


 このあたりは、小さな近代建築が多いのですが、今回最大の建物のひとつ、市立加古川図書館です。元は加古川町の公会堂でした。
 難波宮の発見にも関与した置塩章の設計で、昭和10年(1935)の竣工。置塩氏の建物によく見られるゴチックの意匠がちりばめられています。

 加古川は、ニッケ(日本毛織)が明治32年(1899)に主力工場を置いたことで、産業の町として発展を遂げました。今回の見学会では、その記憶をたどることもできそうです。


   建築史探偵団


 工場敷地には、ショッピングセンターもできていて、これは煉瓦造の建物を活用したカラオケ店!
 「レンガ館」という名前なんですね。

 そして高砂。
 “た~か~さ~ご~やぁ~”という謡曲「高砂」で知られる町。
 建築史の関係では、外壁材などに用いられる竜山石の産地としても有名ですね。

 町家・蔵・寺社など、古い町のおもかげが、よく残っています。


   建築史探偵団

 
 <建築史探偵団2013>は、現在プログラム作成中で、3月に実施予定です。
 2月になりましたら、当館ホームページなどでお知らせします。
 
 ご期待ください!





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「なにわ歴博講座」を開催します!





 2月2日(土)からスタートする特別展にちなんで「なにわ歴博講座」冬のシリーズは、<天下の城下町 大阪を探る>と銘打って開催します!

 特別展を担当する学芸員をはじめ、近世史などが専門の学芸員がお話します。
 
 2月15日(金)池田 研「各藩の大坂蔵屋敷跡から出土する動物遺存体について」
 2月22日(金)大澤研一「豊臣期大坂城下町の寺町再考」
 3月 1日(金)豆谷浩之「豊臣期大坂城下町の大名屋敷」
 3月 8日(金)八木 滋「近世大坂の夜店」

   ※いずれも、午後6時30分~(受付開始6時)
    会 場:大阪歴史博物館 4階 講堂
    参加費:200円

 池田学芸員は、平素から動物の骨や貝殻を分析する研究を進めています。今回は「食」に着目して、蔵屋敷の人びとの暮らしぶりに迫ります。
 大澤学芸員と豆谷学芸員は、今回の特別展に精力的に取り組んでいる真っ最中です。豊臣時代の大坂城下町について、ふたつの観点からご紹介します。
 八木学芸員は近世の流通が専門。夜店の実態は、これまでよく分かっていませんでした。どんな話が聴けるか、楽しみですね!

 今回の歴博講座も、充実した4テーマをお送りします。
 詳しくは、大阪歴史博物館ホームページをご覧ください!




難波宮跡発掘調査の現地説明会に行ってきました





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 今日(1月20日)は、昨秋から行われていた難波宮跡の発掘調査の現地説明会があったので、見に行ってきました。
 
 写真は、現場を南から見たもので、発掘に携わった当館学芸員が解説しているところ。
 南北に長いトレンチの南端に、幅約7.2mの土壇が発見されました。


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 こちらは北から見たところで、建物を解体する際に残したとみられる大量の瓦の散乱が見られます。

 新聞には、「後期難波宮で回廊跡出土 孝謙天皇滞在の『東南新宮』一部か」(産経、2013年1月17日付)などと報じられました。
 この幅広い土壇は、回廊の壇だと推測されます。これまでの発掘調査の知見とあわせて考えると、後期難波宮の内裏の東南に、南北120~130m、東西85m程度の回廊がめぐっていたことが分かってきました。
 平城宮などでは、この位置に筆頭官衙である太政官が置かれていたそうですが、今回の発見は回廊を伴うことから、より格式の高い建物があったのではないかと考えられます。
 そこから推測すると、可能性のひとつとして「続日本紀」にみえる「東南新宮」であることが想定されるというわけです。

 詳しくは、<大阪文化財研究所ホームページ> をご覧ください!

 考古学には門外漢の私ですが、現地で説明を聞いてよく理解できました。
 みなさんも機会があれば、現地説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。


※難波宮跡(NW12-6)発掘調査の現地説明会(大阪市教育委員会・大阪文化財研究所・大阪歴史博物館)は、1月20日に終了しました。



朝も昼も講座






 今日(1月19日)は、午前も午後も講座が開催されました。

 午前は、古文書講座。


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 昨年度に引き続き、当館と大阪市立大学が協力して開催しているもので、今年のテーマは「大坂の町と仲間」。
 5回連続講座の第1回が開催されました。当館の八木学芸員が講師でした。資料も充実。


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 以前より古文書学テキストとして模索されている『史料から読む近世大坂(試行版Ⅱ)』が配布され、講座が行われました。
 50名近い方が古文書解読に取り組まれ、熱気のある講座でした。
   

 午後は、当館と大阪市教育委員会が共催する「大阪の歴史再発見」の第1回が行われました。
 ただいま開催中の特集展示「平成22・23年度 大阪市の新指定文化財」にちなんで開催しています。

 講師は、『大阪の橋』などの著書がある松村博さん。「大阪の近代化と本町橋」と題して、大阪市指定文化財の本町橋について、近代の町づくりや他の橋梁などにふれながらお話いただきました。


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 約120名の方が熱心に聴講されました。

 私はといえば、午後3時から、毎日行っている「難波宮遺跡探訪」の当番で、約40分間お客さまをご案内しました。外に出ると風が冷たくて、ちょっと大変でしたが…

 


新年度の展示予定をアップしました!





 4月からの年間展示予定を当館ホームページ にアップしました!

 新年度は、<特別展>4本、常設展示に含まれる<特別企画展>1本、そして常設展示8階で開催する<特集展示>8本を開催します !!

 わたし的な今年のキャッチフレーズは“クールジャパン”。
 当館にとっては結構思い切ったテーマのマンガやアニメにも挑戦します。

 少しなつかしい気分もする手塚治虫と石ノ森章太郎の展覧会や、いま劇場版が公開中の大ヒットアニメ「新世紀ヱヴァンゲリヲン」のコラボ展など、マンガの世界。
 伝統的デザインの奇想をさぐる変り兜展や、恐怖とユーモアに震えて笑う幽霊画の展覧会など、楽しい美術展。
 そして、生誕100周年を迎える大阪を代表する作家・織田作之助の回顧展。

 話題満載の展覧会がつづきます!

 一方、特集展示はすべて当館オリジナルの企画で、大阪の歴史と文化、当館の所蔵品などを紹介します。
 年間8本と、例年よりたくさん開催しますので、何度おいでいただいても楽しめますね。

 平成25年度の年間展示予定は、現在ホームページで公開中。チラシは2月になりましたら、配布します。

 新年度も、大阪歴史博物館の展覧会にご期待ください!




特別展「天下の城下町 大坂と江戸」プレ講演会を開催しました!!






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 昨日今日(1月12日、13日)と、特別展「天下の城下町 大坂と江戸」のプレ講演会を開催しました!

 展覧会担当の豆谷浩之学芸員と大澤研一学芸員が、それぞれ「出土瓦にみる豊臣期の大名屋敷」、「新発見の絵図が語る17世紀の大坂城下町」と題して、お話しました。


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  2日つづけてご参加の方も多数あり、特別展の“予習”になる講座でした。
 

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 展覧会の開幕ももうすぐですが、今日は2月下旬に行われる関連シンポジウムをご紹介します !!

 ≪シンポジウム 近世の二大城下町 大坂と江戸-その姿と都市構造をさぐる-≫です。

 このシンポジウムでは、豊臣期・徳川期の大坂と江戸を取り上げ、文献史・考古学・絵画史・建築史の研究者による分析を行い、それぞれの特徴と城下町の意義を議論するものです。

 日程などは、次の通りです。

 日 時:平成25年2月24日(日)
     午前10時15分~午後4時45分 ※開場は9時45分
 会 場:大阪歴史博物館 4階 講堂
 定 員:250名(当日先着順)
 参加費:無料

 内 容:【午前】(10時15分~)
     報告1 豆谷浩之(大阪歴史博物館)
        「大坂城下町の形成過程-豊臣から徳川へ-」
     報告2 平田洋司(大阪文化財研究所)
        「大坂城下町の建設と変遷-発掘調査の成果から-」
     【午後】(12時45分~)
     基調講演 玉井哲雄氏(国立歴史民俗博物館)
         「城下町としての大坂、そして江戸」
     報告3  小澤 弘氏(東京都江戸東京博物館)
         「武都・江戸の風景」[予定]
     報告4  後藤宏樹氏(千代田区立日比谷図書文化館)
         「江戸城下町の開発」
     ディスカッション
         司会:松尾信裕(大阪城天守閣)、大澤研一(大阪歴史博物館)

 東京からもパネラーをお招きし、大坂と江戸を比較しながら、近世城下町の実相がわかる興味深いシンポジウムになりそうですね。
 ふるってご参加ください!




ブログ2周年!






 「なにわ歴博ブログ」が始まって、今日で2周年を迎えました。
 みなさまがたのご愛読に、改めて御礼申し上げます。

 はじまったのが、2011年1月11日。昨年の大晦日で、記事数もちょうど400になりました。
 大阪歴史博物館の展覧会や行事を紹介するとともに、博物館の仕事や学芸員の日常、歴史の話題や博物館を取り巻く状況などをご紹介してきた、このブログ。もちろん、お伝えできていない事柄も多々あるわけですが、お読みいただくことによって、少しでも博物館への親しみがわき、博物館活動をご理解いただけたなら、私たちにとって望外の喜びです。

 ご承知のように、博物館施設をはじめとする文化施設にとって最近の社会状況は大変厳しいものがあります。私なども知人から心配する言葉を頂戴することが多々あります。それらの施設は、もともとは何らかの社会的要請があって設置されたはずのものです。時代が変転するにつれ、社会の要請も変化するわけですが、個々の施設を健全に発展させるには、内的努力とともに周りから支える人たちの力が必要になってきます。みなさんに是非お願いしたいことは、あなたが愛する何かについて、とりあえずひとつでよいので、一所懸命、応援・支援してあげてほしい、ということです。あなたが足を運ぶことで、あなたがお金を支払うことで、そしてあなたが満足を得ることで、小さな一歩を踏み出すことができます。そして、機会があれば、家族や友人や知人や同僚に、あなたが愛するものについて話をしてみてください。たとえ一言であっても、あなたの声が確かな力になるのです。

 「なにわ歴博ブログ」、今日から3年目。
 
 明るく前向きに、努めていきたいと思います。ご愛読、よろしくお願い申し上げます。



今年の大河ドラマは、新島八重!





   NHK大河ドラマ「八重の桜」


 今年も始まりました、NHK大河ドラマ。

 昨年の「平清盛」は6月頃までは録画しつつ見ていた私ですが、だんだん録画がたまっていき、その果てに… という状態でした。
 今年は、会津に生まれ、幕末・明治期に活躍し、同志社大学の創始者・新島襄の妻としても知られる新島八重(山本八重)が主人公です。

 主演は、綾瀬はるかさん。彼女は、いわゆる“天然”キャラとして知られていますが、お芝居もなかなか悪くないですよ。わたし的には、少しだけ鼻にかかったような声質が得難いと思います。今回の大河では割と勇ましい役で、戦場の場面も多々ありそうですが、そのあたりをどうこなすかが楽しみです。

 6日(日)の初回の放送、視聴率は関東21.4%、関西19.2%でした。子役の女の子(鈴木梨央)が気丈でなかなか良かったのと(もう出ないでしょうけれど)、砲術をめぐる山本家の人びとや佐久間象山とその門下生など、楽しめる内容でしたね。新島襄もワンカットだけ出てきました。
 このドラマの焦点のひとつは、八重の兄である山本覚馬(西島秀俊)。そして藩主・松平容保(綾野剛)。このあたりに注目しながら見ていきたいと思います。

 歴史の勉強としてもためになるので、ぜひご覧ください!




資料収集委員会を開催しました





   資料収集委員会 資料収集委員会の模様


 昨日、毎年恒例の資料収集委員会を開催しました。
 博物館で購入したり寄贈を受けたりする資料が適正かどうか、検討いただく委員会です。

 昨年のブログにも書きましたので、ご覧ください。こちら → <資料収集委員会>

 午後からは、資料評価も行いました。
 今年は、30余りの個人・団体の方から、あわせて400件以上の資料をご寄贈いただくことになりました。この場を借りて御礼申し上げます。

 なお、昨年までに寄贈を受けた資料については、今春、その一部をご紹介するお披露目展を予定しています。こちらも、ご期待ください!




「来○」を何と言う?






 正月休みで暇を持て余し、一年の計でも立てようかと思いながら、ついつい要らん本などを見てしまう。
 書棚に『新納忠之介五十回忌記念 仏像修理五十年』(美術院)という本があって、読んでしまった。そのなかで、初めて目にする言葉があった。

  「来寧」

 いや、知ってますよ、という方も多いのかも知れないが、不勉強な私は初めて見た。
 奈良に来ることを意味する言葉だそうだ。確かに、奈良は「寧楽」とも書くから、「来寧」は綺麗。

 それで、各県や市町村に、誰かが訪ねて来ることを「来○」という独特の言い方をする、という事実に思い至った。
 私はよく鹿児島に行くのだが、鹿児島では「来鹿」と言っている。
 さらに、ウェブサイトを調べてみると、一部で話題にもなっていたらしく、「来盛」なんて言葉もある。岩手県の盛岡に来るということ。初耳です。

 もっと調べてみた。

 たとえば「来岸」。岸和田に来ること。岸和田商工会議所のサイトで発見。
「出演者まだまだ、続々来岸!」
 朝ドラ「カーネーション」絡み。

 あるいは「来彦」。彦根です。彦根市のサイトで発見。
 「ヘレン・ケラー来彦75周年」

 はたまた「来尼」。尼崎市のサイトで。
 「アウクスブルグ市代表団が来尼」

 きりがないので止めるが、意外にいろいろありそう。
 大阪はもちろん「来阪」。ちなみに、京都ではなぜか今でも「入洛」が主と思う。

 念のため『日本国語大辞典』を引いたが、「来日」以外は出ていなかった。
 みなさんも、お暇なときに見付けてみてください!




あけましておめでとうございます






 あけましておめでとうございます。
 みなさまには、穏やかに新年をお迎えのことと存じます。

 大阪歴史博物館は、今年もみなさまのご期待に沿えるよう、展示・催しをはじめとする博物館活動を着実に行ってまいります。
 ご愛顧ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 今年は巳年。へびのような“なが~いお付き合い”(どこかのマネ?)をお願い致します!!

 新年は、1月5日(土)午前9時30分より開館いたします。
 特集展示「平成22・23年度 大阪市の新指定文化財」も開催中です。ぜひご覧ください!


   DSC_0618_convert_20130103143954.jpg



プロフィール

なにわ歴博

Author:なにわ歴博
大阪歴史博物館

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