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特別展「幕末・明治の超絶技巧」、いよいよ見参!






 お待たせしました。
 新年度の特別展第1弾、≪幕末・明治の超絶技巧 世界を驚嘆させた金属工芸 - 清水三年坂美術館コレクションを中心に≫が、いよいよオープンします。

 今日は、報道関係者向けの内覧会でした。


  超絶技巧内覧


 このブログでは、おすすめの出品作品を順次紹介していきたいと思います。

 今日は、これ!


  超絶技巧2


 これは、なんだ! という作品。
 実は、アンコウなのです。
 よく見ると、その尾のあたりに、ハモがまつわりつき、サザエが潜んでいる…
 これを<奇想>と言わず、なにを<奇想>というのか。深海の夢想。

 正阿弥勝義作、「鯉鮟鱇対花瓶」のうち、鮟鱇です(清水三年坂美術館蔵)

 ということは、コイもセットであるわけで…


  超絶技巧1


 これが、コイ。水から跳び上がっているのか、蓮葉を巻きつけて口を開いた姿。これが幕末・明治のリアリズム! 過剰なまでのリアルさの追求。蓮池の幻影。

 さらに私が驚くのは、資料名から分かるように、これが<花瓶>だということ。だから、2匹とも口を開いているのか… こんな花瓶を作る創造/想像力、尋常ではない。

 正阿弥勝義(1832-1908)は、津山藩の金工家に生まれた作家。明治中期から内外の博覧会に金工品を出品し続け、鋭い観察眼から発揮される高い写実性で、斯界を代表する人物。特に、地元岡山では古くから著名です。
 この作品は、そんな正阿弥の代表作で、写実と奇想が絶妙に合体した名品といえるでしょう。
 ぜひ実物をご覧いただきたい作品の1つです。


 特別展≪幕末・明治の超絶技巧 世界を驚嘆させた金属工芸 - 清水三年坂美術館コレクションを中心に≫は、大阪歴史博物館にて、4月13日(水)~5月29日(日)に開催されます。





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