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博物館資料のデジタル複写






 今日は、博物館資料の複写作業をしました。専門業者の方に来館いただき、デジタル複写をします。


  写真心斎橋


 こちらが、資料。その名も「写真心斎橋」という通り、昭和10年(1935)の大阪・心斎橋筋の商店を写真に収めたものです。このころ盛んになり始めた店頭のショーウインドーの数々や、大阪らしい工夫を凝らした商品陳列がうかがえる写真集です。当館の原寸大復元を製作する際も、この資料は役立ったのでした。
 内容については、大阪歴史博物館ホームページの<館蔵資料インターネット検索>でも、ご覧いただけますので、ぜひ。

 以前、これを撮影したときは、収められている写真のみを複写しました。しかし、今回は、1ページを丸ごと撮るというもの。つまり、文章も記録できるし、全体のデザインも分かるようになります。

 このような下向きのセッティングで行いました。


  複写1


 黒くて分かりづらいのですが、写真中央やや上に、下向きにデジタルカメラがセッティングしてあります。写真下部の白い部分が、資料を置く台です。
 カメラは、3900万画素あるそうです。ブローニー(中判)フィルム相当だそうで、この資料には十分でしょう。

  複写2
 

 台に資料を置いたところです。
 この台は、中央と左右がアップダウンする仕組みになっています。つまり、本を開いたとき、背の部分が膨らんでも対応できる仕組みです。これは、かなり平たい資料ですが、厚めの資料でも対応できそうでした。

 そして、デジタルの便利なところは、撮った画像をすぐに確認できるところ。
 このディスプレイで見られます。


  複写3

 
 フィルムでの撮影ですと、俗に言う「ポラ」、すなわちポラロイド写真で確認していたのですが、画像が出てくるのに時間も掛りました。その点、デジタルだとすぐに見られますし、このような文字を含む資料の場合でも、隅々までフォーカスが合っているか、しっかり確認できます。

 ということで、セッティングが済んで撮影に入ると、約30カットが30分と掛らずに簡単に撮れました。便利、便利。
 
 私の関心でいえば、写真集のなかの写真も大切なのですが、その解説文も重要です。高精度のデジタル画像で記録しておけば、コンピュータのディスプレイで拡大写真を熟覧することもできるし、文章を読んで情報を得ることも可能です。調査研究に大いに役立ちますね。
 当館には、他にもページものがたくさんありますので、同じ方法でそれらも記録しておきたい衝動に駆られました。

 今日の成果は、秋に開催される特別展<心斎橋 きもの モダン -煌めきの大大阪時代->(10月15日~12月4日)に生かされる予定です。
 






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