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おけいはんと楢の小川






 今日は、台風接近で大阪も雨模様です。


   おけいはん


 最近、地下鉄車内や駅で、この写真をよく見かけます。

 おけいはん、です(笑)

 いわずと知れた? 京阪電車のキャラクター。

 では、おけいはんが足をつけている川は、どこか御存知ですか?

 この風情のある川、私にとってはとても懐かしい、小学校時代の通学路にあるのです。

 京都・上賀茂神社(賀茂別雷神社)の境内を流れる<ならの小川>です。漢字をあてて「奈良の小川」「楢の小川」とも書きます。いまの名前は、御手洗(みたらし)川ですね。

 浴衣のおけいはんが足をつけているのは、たぶん六月晦日に行われる<夏越の祓(なごしのはらえ)>をイメージしているのでしょう。

   風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける   家隆

 百人一首でも有名な藤原家隆の歌。この禊(みそぎ)が夏越の祓を指しています。

 夏越の祓といえば、茅の輪くぐりをしたり、水無月を食べたり。<水無月>とは、三角形をした<ういろう>のようなお菓子です。

 いま、この小川は、とても浅い川で、歩いて入ることもできます。写真の一番奥に写っているでしょうか、小さな石の太鼓橋が架かっています。私は、毎朝夕、その橋を渡って6年間学校に通っていました。
 いつの時代かと思うような落ち着いた雰囲気ですから、よく時代劇の撮影が行われていました。きものを着たコドモが、しじみを採っているなんて撮影もあったのです。本当は、しじみなんていないのですが(笑)
 
 この川が境内の外へ出ると、明神川と名前を変えて、東に流れます。川の片岸は社家の家並となっており、道路から橋を渡って家に入ります。同級生にも、そこに住む子が何人かいました。
 明神川はちょっと深くて、冗談で友だちを突き落したりもしました(いけませんね)。もちろん、深いといっても膝くらいですが。

 京都といっても、このあたりは郊外、昔風にいうと<洛外>です。つまり、御土居(おどい)の外ですね。私の中学校の脇には、この御土居-豊臣秀吉が造った土塁-が残っていました。蹴ってはいけないドッヂボールを蹴ってパンクさせ、この御土居に捨てたことも… まあ、もう時効でしょうか。

 おけいはんのポスターを見て、のんびりとした懐かしい日々を思い出しました。
 






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