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大阪市中央公会堂の設計競技 ~ 幻のプランも ~






 大阪歴史博物館では、特別展「民都大阪の建築力」、好評開催中です!


   公会堂コンペ図面


 今日は、大正7年(1918)に竣工した重要文化財<大阪市中央公会堂>の設計競技図面を紹介します。

 大阪市中央公会堂が株式仲買人・岩本栄之助の寄付により建設されたことは著名です。その建物の設計にあたっては、設計競技(コンペ)が実施され、全国の建築家13名から案が寄せられました。
 応募者は、岡田信一郎、長野宇平治、矢橋賢吉、伊東忠太、大江新太郎、大沢三之助、片岡安、古宇田實、宗兵蔵、武田五一、田辺淳吉、中條精一郎、塚本靖です。


   公会堂コンペ図面


 1席に輝いた岡田信一郎の案です。
 この透視図は、裏打ちされていて、他の案よりも、よく見られてきたという感じです。デザイン的には、中央上部に設けられたアーチが、他案に比べて華やかな印象を与えます。


   公会堂コンペ図面


 これは、その断面図の1枚。緻密な線が見どころです。

 大阪の商業建築の名手・宗兵蔵(そう・ひょうぞう)の案。


   公会堂コンペ図面


 現実的なプランで、堅実にまとめられています。その分、岡田案のようなイメージの膨らみに欠けるかも知れません。


   公会堂コンペ図面


 大江新太郎案。ワイド一杯にオーダーを並べ、上部にドームを載せています。こんなのも悪くないのでは。


   公会堂コンペ図面


 これは、期待の伊東忠太案。アジアの建築にも通じ、動物のモチーフを取り入れたり、ちょっと奇抜な造形をしたりしている伊東忠太にしては、かなり穏便?

 このほかにも、他案の透視図を展示しています。展示替がありますので、ご注意ください。
 8月22日(月)までが前期(現在の展示品)で、そのあと展示替をして、8月24日(水)から後期の展示となります。

 この機会に、“幻の”公会堂案もご覧ください!





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