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開高健邸のウクレレ ~ 建築物ウクレレ化保存計画 ~






 取り壊される建物から部材を取ってきて、ウクレレを作る。

 そんな奇想天外ともいえるプロジェクトを行っているのが伊達伸明さん。先日お会いする機会がありましたが、物静かでリラックスしたムードが、ウクレレとつながるような気も…

 そんな伊達さんが制作したウクレレが、開催中の特別展「民都大阪の建築力」で展示中です。


   ウクレレ 伊達伸明氏蔵


 こちらは、阿倍野区にあったお風呂屋さん<美章園温泉>のウクレレ。
 美章園温泉は、登録文化財の近代建築としても親しまれていました。

 「貴重品は番台へ!」なんて、おかしいですね。


   ウクレレ


 裏面をのぞいてみると、なんと下足箱のカギが! 「22」番ですね。やっぱりこれは、田淵の背番号ですね、きっと。私と伊達さんとは同世代ですから、たぶん当たり? 今度伊達さんに聞いてみよう!

 部材も展示しています。


   ウクレレ 本館蔵(銭湯文化サポーター’S 寄贈)


 次は、こちら!


   ウクレレ 伊達伸明氏蔵


 文豪・開高健のすまいの部材から作ったウクレレ!!

 開高健というと、大阪出身の作家。有名な洋酒メーカーの宣伝マンから作家に転じ、晩年は釣り好きなことでも知られました。私は、やっぱり大阪的に「日本三文オペラ」という、砲兵工廠跡にうごめくアパッチ族を題材にした小説が好きです。

 その開高健が7歳から21歳までの多感な時期を過ごした自宅をウクレレにしたものです。

 伊達さんは言います。

 ハタから見ると開高健氏とウクレレとはいかにもミスマッチだが、世界中を驚異の馬力で駆け回った氏が、50歳を過ぎてから自らの育った地を訪ねて、「音」を手がかりに往時を回想し「破れた繭」を書かれたこと、そしてそこに「耳の物語」という副題がつけられているという点がウクレレ化計画と接点があるように思えたので、制作してみることにした。 (展示図録より)

 作家の耳がウクレレになって甦った…

 どんな音が奏でられるのか、聞いてみたい気がします。


   ウクレレ
   旧開高邸 玄関モザイクタイル(個人蔵)


 他にも、サンケイホール、愛日小学校、喫茶大大阪などなど、さまざまな建物部材から制作したウクレレを展示中。<建築物ウクレレ化保存計画>の成果、一度ご覧になってみてください。


 なお、伊達伸明さんとGONTITIのチチ松村さんがコラボする、トーク&ミニコンサート<建築物ウクレレ化保存計画>は、9月17日(土)に開催! 

 ついに、ウクレレの音色が聞ける! チチ松村さんの登場も楽しみですね。

 詳しくは、当館ホームページを!(事前申込制、応募多数の場合は抽選となります) 





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ほんとに楽しいイベントでした!

伊達さんは控えめな方なので、あまり展覧会をされないし、
今回の企画は本当に嬉しかったです。
舞台も客席も終始なごやかな雰囲気でしたね。
ブログでも紹介させて頂きました。
またこのようなイベントを期待しています。

大阪歴史博物館です

 るっこらさま

 ウクレレ化保存計画、ご来場いただき、ありがとうございます!

 伊達さんとチチさんの名コンビで、楽しかったですね。
 このウクレレも、なかなか聴けませんから、貴重な機会になりました。

 歴博では、いろんなイベントを計画していますので、ホームページをのぞいてみてください。
 みなさんの声も生かしていきたいと思いますので、またご感想お願いします。

 とりいそぎ御礼まで。

     大阪歴史博物館 企画広報課 船越
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Author:なにわ歴博
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