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戦前の8mmフィルムを修復しています






 大阪歴史博物館には、さまざまな資料が収蔵されています。
 そのなかで、やや特殊なものが、戦前の映像(動画)フィルムです。

 戦前のフィルムは、劣化が激しいため、そのまま映写できないものが多数を占めます。
 そのため、専門的な処理を行いながら、内容を確認していきます。
 その方法については、このブログでも、映像フィルムの保存・修復として紹介していますので、ご参照ください。

 現在、かつて寄贈いただいた昭和10年代の8mmフィルムについて、内容確認、および16mmフィルムへの置き換え作業(ブローアップ)を行っています。
 先日、この作業を行ってくれているIMAGICAウエストを訪ねて、作業のようすを見てきました。

 この8mmフィルムは、このような缶に入っています。


   フィルム修復


 缶の底面です。タイトルが貼ってあります。


   フィルム修復


 これがフィルム。よく見ると、白い粉を吹いているのが分かります。少し状態が悪いですね。


   フィルム修復


 左上の方が折れ曲がっていますが、全体にカールしており、いわゆる“ワカメ状”になっています。
 担当の方と打ち合せましたが、このような状態でも、熱を加えるとフィルムが平らになるので、作業が可能になるということです。

 IMAGICAウエストには、状態の悪いフィルムでも内容確認できる特殊装置があるので、今回のフィルムも少し見てみました。

 その多くは、旅行時に撮影されたもので、例えば京都や和歌山の名所・風景などが写されています。
 なかにはカラー映像もあり、戦前としては珍しいですね。
 1本1本、内容を見ていくと、どれも興味深いものばかりで、すべてブローアップ&デジタル化したい気持ちになってきます! でも、大人の事情で、今年は2本しかできないんですよねぇ。残念…

 少し見ただけでも、“これは貴重かも”という映像も含まれており、これから調査を進める予定です。

 今年度は、2本のフィルムについて、16mmフィルムへのブローアップとデジタル化を行います。
 作業と調査には、もう少し時間がかかりますが、いずれご報告したいと思います。

 約75年前の映像がよみがえるなんて、とても魅力的なことですね!!

 完成の暁には、ぜひご覧ください!


 ※なお、これまでにデジタル化した映像の一部は、当館7階の常設展示室でご覧いただけます。





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Author:なにわ歴博
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