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迎春の展示替






 博物館の常設展示は、「常設」と言いながらも、頻繁に展示替されている――ということは、このブログの読者のみなさんなら、よくご存知だと思います。

 最近、替わった展示(いずれも常設展示・7階)。


   古曽部焼
   古曽部焼(こそべやき)です


   岸和田の新聞
   岸和田の新聞です


   切嵌細工
   切嵌細工(きりばめざいく)です


 岸和田の新聞、切嵌細工の説明は、当館ホームページ新着情報をご覧ください。


 ところで…
 昔は、先輩の学芸員から、年末には展示替をせんといかん、とよく言われたものです。

 年の瀬という雰囲気も薄くなった昨今、新年に向けて展示替するという感覚は薄らいだのかも知れません。
 今回は、簡単な展示替ですが、2コーナー替えてみました(常設展示・7階)。


   新年の引札


 おめでたく<新年の引札>です。
 「引札(ひきふだ)」とは、チラシのことです。商家などが配布するもので、新年の挨拶として配るケースも多かったのです。
 七福神や鶴亀といっためでたい図柄や、暦(カレンダー)がついたものが一般的です。


   コウノトリ映像

   コウノトリ映像


 こちらは、コウノトリの映像(8mmフィルム)です。
 昭和12年(1937)に、兵庫県の出石(現・豊岡市)で撮影されました。戦前のコウノトリの動く映像は、現在のところ、これしか確認されておらず、たいへん貴重です。
 もと船場に住んでいたF家の家族が、昭和の初めに西宮市に転居し、数年後、観光でコウノトリを見に出掛けたのです。
 出石の「鶴山」という丘で、小屋掛けした茶店からコウノトリの営巣風景を眺めている映像です。

 で、なぜ迎春でコウノトリ?

 実は、コウノトリは、昔は「瑞鳥」と言われており、縁起のよい鳥とされていたのです。日清・日露戦争の頃は、瑞鳥=「瑞兆」(縁起がよい兆し)ということで、ちょっとしたブームだったといいます。
 また、一般には、ツルと混同されていて、ふつうは「ツル」と呼ばれていました。フィルムの寄贈者のFさんも、お父さんに「ツルを見に行こか」と言われて、出石に出掛けたそうです。

 ということで、めでたい鳥の映像を展示替しました。

 新年にご来館いただき、お確かめください。


 ※大阪歴史博物館は、年内は12月26日(月)まで開館。12月27日(火)~1月4日(水)は休館となります。






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