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百年前の耐寒登山を追体験!







 昨日、六甲山系の摩耶山(まやさん)と再度山(ふたたびさん)に登ってきました。

 なぜ登ったかというと、ちょうど百年前の1月、大阪の、いま風にいうとハイキング団体の「大阪探勝わらじ会」が、このコースでハイキングを行っているからです。
 最近、見学会「昔の観光地を旅する」などを行って、明治・大正頃の大阪の人たちの観光感覚を追体験しようとしています。今回も、その一環で登ってみました。

 スタートは、阪神電車の大石駅。
 いま、ここから摩耶山に登る人は、まずいないでしょう。でも、百年前の明治44年(1911)、大阪から鉄道で行くとすると、一番の最寄り駅は、大石駅なのでした。阪急神戸線は、まだ開通していません。

 歩いて行くと、摩耶山が。案外高そう…


摩耶山


 当時にならって、上野道というルートで登ります。
 登り口には、江戸中期の天明2年(1782)に、大阪の人たちが建てた石碑が… 
 「摂州八十八ヶ所/第四十六番/摩耶山天上寺」とあります。


摩耶山登り口


 きつい登りに、ふぅふぅ言いながら、1時間ほどで、かつての天上寺の山門へ。


摩耶山門


  ここから有名だった石階(石段のこと)を延々上がると、お寺が…


摩耶山上


 …あったのは、かつてのことで、昭和51年(1976)の火災で、伽藍は焼失してしまいました。
 明治の人たちが見た摩耶夫人堂(摩耶山の名前の由来です)も、礎石しか残っていません。

 休憩もそこそこに、別の道(青谷道)から、さらに旧摩耶山参道にルートを取ります。
 かなり急な山道。登ってきたご婦人と二言三言会話しつつ、下っていきます。


摩耶山下り


 登りはしんどいが、下りは超スピードで、新神戸へ。
 再度山に向かう前に、まず布引滝を見学です。
 もう、11時半、というべきか、まだ11時半というべきか。
 なにせ、阪神大石駅スタートが、8時でしたから。


布引滝


 布引滝の雄滝。
 美しい!
 私の大好きな滝です。すばらしい…

 さて、ここから布引貯水池~市が原を経て再度山・大竜寺へと至り、そのあと大師道をひたすら下って、神戸市内の諏訪山公園に下山し、ゴールはJR三ノ宮駅となるのですが、あまりに長くなりますので、詳しくは3月の講座でお話します。

 なにわ歴博講座
 3月18日(金)午後6時30分~7時45分
 「明治・大正の観光コースを踏破する」(担当・船越)
 参加料200円(当日受付)

 摩耶山コースのこと以外も、話す予定です。


 実際に体験してみて、率直な感想は、やっぱり昔の人は体力がある、というもの。このコース(私は7時間かかった!)を、なんと60人以上で歩くのですから。相当朝早くに出発しているとはいえ、真冬の1月! まさに耐寒登山。21世紀の私たちからみると、驚異的かも。
 
 私といえば、1日経って、さすがに足とかお尻? に身が入りました(笑)

 

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