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三十三間堂で<通し矢>を見る






 寒い日がつづきます。一昨日昨日は、大学受験のセンター試験でしたね。
 試験を受けるみなさん、風邪をひかないようにして、がんばってください!!

 さて。

 京都・三十三間堂の<通し矢>といえば、成人式を迎えた女性が着物姿で弓矢を射る行事として、冬の風物詩となっています… とまあ、どの案内にも、こんなふうに書かれています。

 恥ずかしながら、これまで見に行ったことがなかったので、1月15日の日曜日、見てきました。


   通し矢


 一般には「通し矢」と言っていますが、お寺では「大的大会」としています。これは、京都府弓道連盟と妙法院門跡(三十三間堂を管理している)の主催事業で、場内アナウンスでは「奉射」と言っていたので、仏事の面もあるのでしょうが、歴とした弓道大会のようです。

 若い女性の奉射(新成人女子の部)が有名ですが、新成人男子の部もあり、一般の部もあります。
 私は午後遅くに行ったのですが、女性が延々と射ていて、番号も2000番を超えていました!

 競技は、遠的というもので、60m離れた大きな的を射ます。三十三間堂の西側でやるのですが、お堂の中央やや北から南に向けて射ます。三十三間堂は、南北の長さ(桁行)が120m余りありますので、その半分です。


   通し矢


 ずらーっと、待ってます。それをカメラで撮る人も、また多いのです。


   通し矢

   通し矢


 12人横に並んで、一斉に射ます(実際には揃いませんが)。1人2本矢を持っています。所要時間は、2分ほどでしょうか。
 まあ、2000~3000人射るのですから、朝8時前からやっても、夕刻前まで掛かります。


   通し矢


 競技ですから、審判がちゃんといて、的に当たったかどうかを判定。
 私が見ていたとき、女性の場合、ほとんどが外れる。的の手前で落下、などというケースも多かったです。やはり60mは遠いのか…
 2本とも当てると決勝進出らしいのですが、今日は10名余りと超難関のようでした。


   通し矢


 女子の部のあと、先生クラスの方が登場。さすがに、結構当たります! それでも半分以下でしょうか。
 ただ、弾道(?)が鋭くて、ビシッと来ますね。
 
 三十三間堂では、周知のとおり、江戸時代に通し矢が流行しました。一昼夜に何本当たるかを競う「大矢数」は人気の超絶競技ですが、最高記録は8,133本で、毎分9本当てたことになるといいます。貞享3年(1686)に紀州の和佐大八郎という若者が成し遂げました。的中率は約6割。西縁に座って、上に庇が掛かるという制約もあるなか、100m以上の遠的をやるわけですから、すごいの一言です。大八郎の奉納額は、今も三十三間堂内に残されています(見られます)。

 やっぱり、古くは武芸といえば弓矢ですからね。鎮西八郎為朝とか那須与一とか。武士ならば、弓が上手でないとね。

 楽しいひとときでした。




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