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ホワイトデーより涅槃会 !?






 3月14日は、言わずと知れたホワイトデー。街にも、手に“ゴディバ”(チョコです、念のため)の袋を下げたカップルが歩いていたりして、それらしい雰囲気です。

 一方…
 今日あたりから涅槃会に入るお寺も多くみられます。お釈迦さまが亡くなったとされる2月15日(陰暦)、いまの新暦でいうと3月15日ですが、お堂に大きな涅槃図を掛けて、法要を執り行います。
 「涅槃(ねはん)」は「ニルヴァーナ」の漢訳で、悟りの境地を指す言葉ですが、お釈迦さまの入滅をも指します。

 私は、今日、京都の東福寺を訪ね、仏堂で涅槃図を拝んできました。


   東福寺・涅槃会


 善男善女が大勢集まって来られて、なかなかいいものです。
 
 東福寺は、先般書いたように「伽藍づら」と呼ばれるほど立派な伽藍を誇っていましたが、明治14年(1881)師走の火災で、仏殿、法堂、方丈、庫裡などを焼失しました。仏殿の再建は昭和9年(1934)で、仏殿と法堂を兼ねるお堂となっています。
 天井の龍の絵は、堂本印象画伯によるものだそうです。

 こちらの涅槃図は、著名な画僧・明兆(兆殿司)の手になるものです。大幅ですが、お釈迦さまの死を嘆く動物のなかに猫がいるのが珍しいとか。
 あとで、方丈に陳列された「五百羅漢図」(重文)のうち2幅や、「水鏡」と称される明兆の自画像(模本)なども拝見しました。

 このお堂で感動したのが、仏像の手(仏手)です。
 かつて東福寺の仏堂には、「新大仏」とも称される5丈(約15m)の釈迦如来像が祀られていました。南北朝時代の作だった像は、明治の火災で焼失。しかし、長さ2.2mある左掌だけが救い出されたらしいのです(明治のことなのに、はっきりとは分かっていないようです)。

 その肉厚な左掌を拝しながら、つくづく有り難いと思ったのでした。


 (この項、つづく)




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