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今週も、土曜日は見学会







   平清盛見学会


 6月になり、梅雨入り直前に、見学会「平清盛ゆかりの文化財と史跡」の2回目を行いました。
 三十三間堂などを訪ねた第1回に引き続いてです。

 今日は、六波羅蜜寺から清水寺へ、というサブテーマ。

 しかし…

 土曜日だけに、さすがに清水寺は超満員です !!


   平清盛見学会


 説明するのも一苦労。ちょっと疲れますね(笑)


   平清盛見学会
   六波羅蜜寺本堂(1363年築、重文)


 こちらは六波羅蜜寺です。
 写真は、室町時代に建てられた本堂。
 建物全体の説明のほか、


   平清盛見学会


 たとえば、これはなに?

 本堂の前面についた向拝(ひさし部分)の蟇股の中の意匠です。

 蓮の上にのった円の中の字は、種子(種字)といいます。梵字1文字によって仏様の名前を表すものです。
 この種子は、十一面観音。つまり、六波羅蜜寺のご本尊ですね。

 こんな調子で、小さなものから大きなものまで説明しつつ、進んでいきます。
 もちろん、六波羅蜜寺では、宝物殿で有名な空也上人像や平清盛像も拝観しました。ここでも、旅行ツアーとかち合って、すごい人ごみでしたが…


   平清盛見学会
   六道珍皇寺の迎鐘(鐘楼)


 そこから程近い六道珍皇寺。「六道の辻」があった地で、小野篁(たかむら)が冥界に通ったという井戸もあります。 
 上の写真は、お盆につく迎鐘です。

 最後に、清水坂を上って-ここから物凄い人波で大変だったのですが-清水寺へ。

 “清水の舞台”で知られる本堂をはじめ、ここの建物の多くは寛永年間(1630年頃)に再建されたものがほとんどです。

 お寺なのですが、山内には神社もあり、かつての地主権現(いまは縁結びで有名な地主神社)や春日社があります。

   平清盛見学会
   清水寺・鎮守堂(重文)

 
 これは春日社。いまは鎮守堂と呼ばれています。
 あたりまえですが、春日造ですね。ただし、千木や鰹木がありません。
 小ぶりだけれど、いい建物。重要文化財ですが、メインルートから外れているので、多くの参拝者はご覧になりません。

 立派な本堂は、平面図・立面図を見ながら拝見。
 西国三十三所の観音霊場は、このように崖につくられた懸造(かけづくり)の建物が多いですね。
 私たちは、外陣に上がって、仏様を拝しました(ご本尊は秘仏です)。外陣は、大勢の参拝者を収容できる大空間です。内陣と外陣とを巧みにつないだ構造で、同じ西国三十三所札所の長谷寺本堂と同じような造りになっています。
 やはり風雪を超えて、多くの人びとの信仰を支えてきた空間には、得もいわれぬ雰囲気があります。

 今回も見どころ満載の3時間半でした。

 この見学会(シリーズ【文化財と史跡を見る、考える】)は、秋にも予定しています。
 今度は、ひっそりとしたところに行きましょうね(笑)

 


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