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ブログ2周年!






 「なにわ歴博ブログ」が始まって、今日で2周年を迎えました。
 みなさまがたのご愛読に、改めて御礼申し上げます。

 はじまったのが、2011年1月11日。昨年の大晦日で、記事数もちょうど400になりました。
 大阪歴史博物館の展覧会や行事を紹介するとともに、博物館の仕事や学芸員の日常、歴史の話題や博物館を取り巻く状況などをご紹介してきた、このブログ。もちろん、お伝えできていない事柄も多々あるわけですが、お読みいただくことによって、少しでも博物館への親しみがわき、博物館活動をご理解いただけたなら、私たちにとって望外の喜びです。

 ご承知のように、博物館施設をはじめとする文化施設にとって最近の社会状況は大変厳しいものがあります。私なども知人から心配する言葉を頂戴することが多々あります。それらの施設は、もともとは何らかの社会的要請があって設置されたはずのものです。時代が変転するにつれ、社会の要請も変化するわけですが、個々の施設を健全に発展させるには、内的努力とともに周りから支える人たちの力が必要になってきます。みなさんに是非お願いしたいことは、あなたが愛する何かについて、とりあえずひとつでよいので、一所懸命、応援・支援してあげてほしい、ということです。あなたが足を運ぶことで、あなたがお金を支払うことで、そしてあなたが満足を得ることで、小さな一歩を踏み出すことができます。そして、機会があれば、家族や友人や知人や同僚に、あなたが愛するものについて話をしてみてください。たとえ一言であっても、あなたの声が確かな力になるのです。

 「なにわ歴博ブログ」、今日から3年目。
 
 明るく前向きに、努めていきたいと思います。ご愛読、よろしくお願い申し上げます。



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大阪歴博です


 なにわ歴博ブログ、お読みいただき、ありがとうございます。

 ひと晩考えてみたのですが、はっきりした答えが出ないまま、今お返事しています。

 まず、学芸員になれるか否かは「運」が左右する部分が大きいです。
 募集は、ふつう、年齢・勤務地・専門に限定が付きます。30歳代の場合、年齢制限で応募できないケースも多いかも知れませんが、いつもアンテナを張っていれば応募可能なものもあるかも知れません。ただ、40歳以上となると、係長・課長級での採用となるのが普通で、初めての方は難しいでしょう。
 最大の制約は「専門」です。通常、考古学とか美術史(絵画)とか文献(近世)とか、絞った募集がなされます。自分の専門に合った募集がうまくあるとは限りません。このあたりが「運」と言う所以です。

 学芸員資格を取るのは、大学で過半の単位を取得済みであれば、さほど難しくはないでしょう。
 また、インターネットで、大学教員や学芸員の募集を検索できるサイトもあるようです(私は詳しく知りませんので調べてみてください)から、情報収集も大丈夫でしょう。

 ブログにも書いたように、学芸員も“バラ色”の仕事ではありません。おもしろいこともあるけれど、しんどいこと、つまらないこと、いなやことも、一杯あります。ただ、これはどの仕事も同じですね。

 30歳代で志望されるなら、まずおすすめしたいことは、「自分はなぜ学芸員になりたいのか?」を問い直してみることです。私からすれば、美術品を取り扱う仕事もなかなか魅力的な仕事だと感じますが、それで飽き足らない何かがあるとしたら、それは何なのでしょうか? それを自分に問うてみることです。
 そのうえで、最もおすすめしたいことは、現役・OBの学芸員に、学芸員の仕事について話を聞いてみることです。できれば複数の人に聞くのがよいでしょう。そこから「学芸員とはどのような仕事か」を把握できるでしょう。例えば、展覧会を企画・実施する仕事は楽しくても、接客してクレームを処理する仕事や、役所的で物分りの悪い事務屋さんと議論することは、とても窮屈かも知れません。そういった様々な仕事を引き受ける覚悟(といえば大袈裟ですが)があるでしょうか? せっかく社会人経験をお持ちなのですから、その辺を冷静に考えて、志望するか否かを判断されてはいかがでしょうか。
 
 あと、自分に学芸員の「適性」があるかも大変重要です。
 「夢の実現」という考え方より、「適性のある仕事に就く」という考え方の方がよりよいと、わたし的には考えています。
 私が思う学芸員の「適性」でまず思い浮かぶのは、明るくて素直で協調的な性格、でしょうか。逆を考えてみて、暗くて片意地で孤独な性格だと、仲間と一緒に仕事がしづらいし、お客さんや仕事相手にも好かれないでしょう。そうすると、仕事していくのが辛くなってきます。
 ひとまず、パッと明るい性格なら、学問や技量がなくても、何とかなります。みんな親切に教えてくれるし、育ててくれるからです。
 それを判断する最初の簡単なテストは、毎日挨拶をしっかりしている人かどうか、ということです。大きな声でちゃんと挨拶できる人は、まず大丈夫。反対に、挨拶が苦手な人は疑問符が付きます。
 あと、何にでも(専門外のことにも)興味が持てることも大切だと、昔から言われますね。

 採用試験は、ふつう数十倍となる「狭き門」です。
 最近では、期限付きの採用も増えていて、雇用的にも不安定です。私が聞いた話でも、2年とか1年ごとに更新というケースもあります。ただ、一度学芸員になれば、それがキャリア(前歴)になるので、再度応募するときに有利に働くと思います。
 また、自分の専門分野をしっかり持っていることが大切です。修士号があれば尚よいのかも知れませんが、学部卒でも「学問のトレーニング」が出来ていれば大丈夫でしょう。

 以上、長々と書きました。私は28歳で学芸員になったのですが、ちょうどよいタイミングで専門分野に合った募集があったからです。
 正直言って、どの館に務めるかで、楽しいか、おもしろいか、つまらないか、しんどいか、が決まるのかも知れません。一般に、いまは博物館を取り巻く状況が厳しいですから、あまり楽ちんで楽しい職場はないのかも…

 30歳代で学芸員を目指すことは無謀だとは思いません。ただ、しっかり自分を見つめ直して、将来どうなるか、どうするかも考えて、判断してみましょう。
 もしかすると、その夢は、学芸員でなくても実現できるものかも知れません。そうだとしたら、もっと門戸が広い職種もあることでしょう。国鉄職員だからキップを切るのではなくて、キップを切るから国鉄職員なのです。ご主人の「キップ」は本当は何なのでしょうか? まずは、それをよく考えましょう。

 ご不明点などありましたら、またご相談ください。

   大阪歴史博物館 企画広報課 船越
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なにわ歴博

Author:なにわ歴博
大阪歴史博物館

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