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71年前の猛暑






 暑いですね、が挨拶となって久しい今夏。

 今日(8月23日)、ついに大阪市の猛暑日(最高気温が35℃以上になる日)が連続17日となりました。これは新記録だそうです。

 これまでの記録は、昭和17年(1942)の連続16日でした。
 71年前のこの年は、太平洋戦争の真っ只中でした。6月のミッドウェー海戦で主要な艦船を失った日本は、戦局の転換点を迎えていました。
 この夏はとりわけ暑く、7月上旬から大阪でも30℃を超える日が現れ始めました。
 7月21日(火)、この日は猛暑日になりましたが、それから8月5日(水)までの16日間、35℃から37℃ほどにもなる猛暑日が続きました。
 翌6日は、久しぶりに雨が降り、猛暑日を免れました。翌日も雨で、高温の日々はひと息ついたのです。

 この年は戦前で最も暑い年で、名古屋市では最高気温が39.9℃を記録。京都市でのひと夏の猛暑日は36日に上るなど、厳しい夏でした。

 『昭和・平成家庭史年表』(河出書房新社)には、同年7月31日の項に、こんな記述を載せています。

 京都製氷組合と飲食店組合が、贅沢(ぜいたく)な氷の消費はやめることを決議。うどん屋・料理店・喫茶店・カフェーなどでの氷使用の廃止。かき氷を始め、コールコーヒー・冷しうどんにかち割りを入れるのも御法度。

 猛暑のなか、なんとも厳しい措置でした。時局柄、ぜいたくが戒められていた時期。「欲しがりません勝つまでは」を実践する“氷禁止”です。

 それを思えば、クーラーも冷たい飲み物もある現代の私たちは、恵まれているといえるのかも知れませんね。


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