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田園風景の中に懐かしいものを見た






 のどかな昼下がり、ぶらぶら歩いていると、こんなものが…


  風景1


 この小山のようなもの、何かわかりますか?
 私は、久しぶりに見た気がする。これをわかる人は、ある程度の年齢以上で、“田園風景”の広がる環境で育った人ですね。私も、その一人です。

 わからない方のために、少し背景の入ったカットで。



  風景2


 背後に、まだ何も植わっていない畑がありますね。あそこに使うものです。
 大阪の街中などでは、おそらく絶対に見かけないものでしょう。だから、都会育ちの方は見た記憶がないのでは。


 答えは、<堆肥>(たいひ)です。
 畑に使う肥料ですね。
 写真に写っているものは、ワラを中心に積み上げたものです。私のコドモの頃は、ワラと牛のフンを混ぜたものでした。結構においますよ(笑)
 冬の田んぼで遊んでいて、この堆肥に足を突っ込んでしまったり、友達を押したり(笑)、まあ決してキレイじゃありませんね。小学校時代の話です。

 私は、都市郊外の“田園地帯”で育ったのですが、昭和40年代は近所の農家にまだ牛がいました。おじいさんが牛を曳いて歩いていたものです。そのフンが、堆肥に使われたのですね。

 いろいろと記憶が蘇ってきたのですが、そういえば<肥だめ>もあったのです。久々に「のつぼ」という言葉を思い出しました。私たちは、肥だめを「のつぼ、のつぼ」と言っていたのです。今日まで意識していませんでしたが、漢字をあてると「野壺」なのだそうです。
 この「のつぼ」=肥だめは、人糞尿を掘った穴に溜めておくものです。
 だいたいフタがしてあるのですが、なんだかワラみたいなのが被せてあったりして、わかりづらく、ここにはまる!ケースも…
 私は、はまったことはないのですが(笑)、あぶなかったケースは何度もありました。
 農家の人は、これを長~いヒシャクでまくのです。30~40年前の話です。

 化学肥料が主流になり、このような有機肥料はあまり見られなくなりました。
 日本史の教科書には、干鰯とか金肥とか、肥料に関する語がたくさん出てきます。それだけ、農業の発達においてはキーポイントだったのですね。

 最後に、お口直し的にキレイな写真を。


  菜の花


 菜の花です。

 でも、この美しい植物からも<油粕>(あぶらかす)という肥料が取れるのですねぇ…






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